拡大鏡で新聞を読んでも疲れない!?
2023年11月06日
60歳のSさんは、老眼鏡が大の苦手。
「かっこ悪くて…」
と、今日も、拡大鏡で新聞を読んでいます。
ところが、この愛用の拡大鏡。30分も見ると、とても目が疲れるのです。
拡大鏡は手で持って見るため、新聞との距離が不安定。
Sさんの目は常に微妙なピント合わせをしているのです。
また、拡大鏡はレンズの周辺がゆがんで見えるため、さらに疲れてしまいます。
老眼鏡は鼻の上にのっているので、目といっしょに移動してくれます。
常に目と一定の距離を保ち、疲れないのです。
拡大鏡は、一時的に小さな文字を読むときだけ、使用するのがおすすめです。
文・画:財団法人日本失明予防協会より