「ドライアイだから、コンタクトレンズは無理ね…」
と、残念そうなＳさんですが、あきらめるのはちょっと待って！
ドライアイでも症状によっては、適切なレンズの選択や装用方法を
工夫することで、コンタクトレンズを使用することができます。
ドライアイは、涙の分泌が少なくなり、コンタクトレンズと
黒目(角膜)の間でクッションになってくれる涙が少ないため、
レンズの装用感が悪くなってしまいます。さらに黒目(角膜)が
乾くと、表面の細胞がダメージを受ける可能性が…。
ドライアイの人がコンタクトレンズを使用する場合は、
眼科医の指示に従い、装用時間を制限したり、特別な点眼液を
使用するなどの工夫が必要です。

文・画：財団法人日本失明予防協会より